世界につながるocn
日本から一歩も外へ出たことがないという人でも、世界中のサイトにアクセスすることができます。
インターネットに繋がっているのならば、それこそ南極や北極にアクセスすることも可能です。
世界中につなぐことができるのは、Tier1と呼ばれるシステムの賜物です。
インターネットに繋がっているパソコンや携帯電話は、必ずどこかのTier1に繋がっています。
世界のありとあらゆる情報につなぐことができるのは、プロバイダが経路情報を持っているからです。
経路情報を元にして、各方面に情報を送り出しています。
大手プロバイダの場合、下に中小のプロバイダを数多く抱えています。
中小のプロバイダから送られてくる経路情報を保持しており、持っている情報を元にしてデータの送受信を行います。
しかしどんなに大規模なプロバイダであっても、世界中にある経路情報を得るのは不可能です。
そこでプロバイダ同士を繋げて、プロバイダが持っている経路情報を交換します。
他のプロバイダと経路情報を交換して情報を入手できるプロバイダこそが、「Tier1」です。
Tier1のプロバイダは、世界でそんなに多くありません。
ほとんどはアメリカのプロバイダで占められており、残りはヨーロッパのプロバイダです。
でも日本のプロバイダも、Tier1に含まれています。
唯一Tier1のプロバイダになっている所こそが、ocnです。
ocnではTier1IPバックボーンを運用し、世界高水準のネットワークを提供しています。
しかし中には、Tiere1IPのバックボーンは特に必要と感じていない方もいらっしゃるでしょう。
確かにハッキリとした形で出てくる訳ではないので、分かりにくい部分はあるかと思います。
でもインターネットの接続レベルは、バックボーンにかかっていると言っても過言ではありません。
データー量がものすごく多くなっても、途中で何らかの事情があって通信が途絶える事態になっていても、バックボーンがしっかりしていれば何の問題もありません。